映画のほうは観ていましたが、原作は読んでなかったこちら。
原作を読んでとても面白かったので映画も見たという妹が断然原作本のほうがおもしろい、映画だけなんてもったいない、ぜひ本も!というので図書館で借りて読みました。
以前こちらで書いた本です。→できなかったフライトはモスクワ便

チャイルド44

実は映画のほうはストーリー展開を細かいとこまでは覚えていないのでちゃんとした比較はできないのですが、確かにすごく面白い本でした。
昨日1日で上下巻、一気に読んでしまいました。
ミステリー好きな私にはミステリーとしてもとても面白かったのですが、そっちの要素などどうでもよくなってしまうくらいの凄まじさ。読後感に「面白かった」という言葉を使うのが一瞬ためらわれるほどの・・💦

ミステリー要素の事件は実際にあった事件がモデルで、それについて調べるとかなりかなりホントに近く書かれているし、スターリン政権下のソ連という国が恐ろしすぎて・・

amazon prime videoの「チャイルド44 森に消えた子供たち(吹き替え版)」の最初のレビュー、この方のレビューが本と映画の違いが非常にわかりやすいです。映画がイマイチということで★2つですが(笑)妹が断然本のほうがいい、本読んでから映画見たからがっかりしてしまったというのも納得。

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このような体制の国で生きていくことがどういうことか、壮絶過ぎて日本で生まれて暮してきた私には想像できる範囲を超え過ぎていると思いますが、こんな生活は嫌だと思うのは誰も同じだと思います。でも、日本にだってこの体制がいいんだという政党あるしね。
この国、このころと今、どのくらい変わったんでしょうか。

おススメな本です。