服装の趣味では若いころからずっとあまり派手な色は着たことがなく、黒1色ということもめずらしくなかったですが、60歳を過ぎてシニアになったからこそ、派手な色やきれいな色や華やかな柄なども着たい、そうだ、着よう！（中身はくすんでいく一方なのだから！）と思いカーディガンを買うときは赤を選んだりもしていますが、、、
（※60代だからこそしたいと思ったファッション）
アウターともなるとやっぱり無難で何にでも合う基本の色にしてしまいますね。
郊外で外出はほぼ車だとアウターは必要なく、着てもそんなバッチリ防寒でなくともよいし、丈もロングは必要なくハーフ丈で充分でしたが、２拠点生活になり電車でジムに通うようになって、下に着こまなくてもよい暖かさで、さらにロング丈、そして素材がウールでそれさえ着こめばちょっとはちゃんとして見えるようなコートが欲しくなりました。
ジムに行くときは今までのように楽なカジュアルな服装で行きたいので、そのほとんどを隠せたら便利。ロングのコートを着てしまえば下に着ているものにそんなに気を使わなくていいんじゃないかなと。家で着ている楽な服そのままで行けるのがベスト。車の時は行き帰りに誰に見られるでもなし、それが可能だったから電車になってからめんどくさいなと思っていたんですが、冬という季節はコートを着られるから便利ですね！
コロナ禍の折、マスクで顔のほとんどが隠せるのは便利！と3年間1度もファンデーションと口紅をつけなかった私ならではの全く同じ発想、その体版？(^^;
電車で家とジムを往復するだけだからお高いのでなくてもいいんですが、ウールのロングコートとなるとセールでもそこそこのお値段する中、40代以上の女性が対象のブランド、ドゥクラッセでコスパ良いんじゃないかと思えるものを見つけました。
艶のあるカシミヤと生後6ヶ月の羊毛のみを使用した柔らかなジーロンラムをブレンドした極上ウールを、総手縫いで仕上げたウールリバーコート
オンラインショップ商品紹介
新春セールで25％オフ、新春クーポンが2,200円分ついたので、かなりお得に買えましたが、色は欲しかったアイボリーは7号が売り切れ。9号以上しかなく、他の色も7号はダークピンク以外は売り切れ。でもダークピンクも派手なフューシャピンクなどとは違って画像ではレンガ色に近いなかなか良い色に見えるし、下に着る服がブラックとかブラウンとかグレーが多いんだからこういう色のアウターもいいかなと思って購入しました。
で、実際届いたらすごく良い色でした。色味はサイトの画像で受けた印象と同じでピンクというよりオレンジ寄りブラウンといったほうがいいような色。
うん、ものすごくよい色です。個人的にもこの色は好きです。ブラックにもブラウンにもベージュにもよく合いそうです。我ながら似合っていました。（誰にでも似合う色だと思います）すごく満足でした。
ところが、、、
届いた翌日、サイトを見たらアイボリーの7号の在庫が復活していたんです。「在庫わずか」の△マークの表示で。
ものすごく迷いました。
ダークピンク、実際の商品を手にして試着してもすごく気に入っているんですから。
60歳過ぎてシニアになった今からはきれいな色、派手な色も着たいと思っていたし。
アイボリーは今までさんざん選んできて着ている色、もういいのでは？
しかもしかも！ダークピンクを買ったときは使えた2,200円分のクーポンが交換となると使えない。
そんな思いが頭の中でぐるぐると、、、でも行動は早かった、ぐるぐるしていた時間は「秒」でした。在庫表示△は完売後の復活の場合「わずか」ではなく「１」と思ったほうが良いので。カスタマーサービスに電話して交換をお願いしました。交換手続き後完売となりました。
やっぱりアウターという大物は無難で基本の色のほうがよい、冒険できない。ホワイトの似たようなコートを1枚持っていてこそのピンクのコートです。
50歳まではそんなでした。
基本の色は黒、白、ベージュと持っている、だからこその遊びの色だ！みたいな。
その結果がパンパンでぎゅうぎゅうのあまり着ない服8割のクローゼット、50代からのもったない、無駄使いしまくったと反省しきりの断捨離だったわけです。
交換してもらったアイボリー。ダークピンク、いい色で未練もありましたが、1枚しか持ちたくない今の私にはやはりこちらの色です。
