握力や指の力が衰えて瓶やペットボトルの蓋が開けにくいとか、指先の乾燥で薄いポリ袋が全然開けないとか、そういうのはもうだいぶ前からでしたが、(※袋があけられない)最近どんどんダメになってきているのがちょっと複雑なピアスを耳につけることです。

普通の単純な作りのピアス、ただ耳たぶの穴に前側からポスト(軸)を挿して耳たぶ後ろに出たポストにキャッチをつけて終わり、というのは大丈夫です。
まぁ、これができなくなったらちょっと、、、と思いますが(^^;

通常とは逆のタイプ、耳たぶの裏側からポストを通して前側でキャッチで留めるタイプのものが最近全くできない。
とにかく裏側のピアスホールにポストを刺すのにものすごく苦戦するんです。

こういうピアス

左の小さい方が耳の後ろ側のキャッチなのに、キャッチにポストがついているので後ろ側からこのポストを通し、耳たぶの前に出て来たポストに右の大きい石をつける。
これができない!後ろ側から穴をさぐってまっすぐ突き立てるまでが本当に大変で耳たぶをひっぱったり悪戦苦闘、つけ終わった時は耳たぶが赤くなっていますよ(-“-)

そしてこれ以上にできないのが、ピアスカバー付の2段階でポストを穴に通すタイプ。

こういうのです。

見た目分かり易いものを2つ。真珠とダイヤではありません、イミテーションパールとスワロフスキーです。2つともつけ方は同じで、真ん中のポスト付のを耳たぶに刺して、後ろに出たところで左のカバーの穴に通して、さらにキャッチで留める。
これが、後ろから刺すのと同様になかなかできない、もちゃもちゃと耳たぶを揉んでいるだけになったり、やっている最中に3つのうちのどれかが何度もカラ~~ンと落ちてはどっかへ転がっていくわでもう大変💦

セルフネイルに凝り始めた娘にジェルネイルをしてもらうようになって、前より爪が長くなったこともあるかとも思いますが、、、特に最後につけるピアスキャッチが小さいから、モタモタしている間ずっとつまんでいるのも大変ということもある。(※安上り美容、タダのネイルと500円の化粧水)でも、そんな爪の1ミリくらいの長さの違いで、ここまで苦労するはずもないはず。指先の感覚が鈍ってきたんだと思います。

それと、両手を耳たぶのところでいつまでもモタモタして時間がかかるから、交差させている方の手の肩がだるく痛くなってくる。こんなの完全に年のせい!だと思う(-“-)

年齢とともに手の老けとヘパーデン結節が気になりアクセサリーの中では1番好きな指輪をほとんどしなくなり、唯一するアクセサリーであるピアスが、今の私の癇癪どころになっております。

単純タイプのよりこういう凝ったデザインの方が気に入っていたのに、急いでいる時には絶対無理なピアスとなってしまいました。

コロナでマスク生活になってからマスクをつけたり外したりするときにひっかかるのでピアスをほとんどしなくなり、マスク生活に終わりを告げてまた復活したんですが、コロナ前はここまで苦戦しませんでした。着け難いなとは思っていましたが。

ジムでジム友とアクセサリーがつけられなくなってきた話をしていて、その時は重いネックレスが肩が凝るからダメという話でしたが、ついでにこのピアスの話をしたら、そのジム友は短いタイプの華奢なネックレスの留め金が留められなくなってきたと言っていました。首の後ろでサッと留めることはもちろん、前に持って来て留めるにも顎の下でよく見えなくて感覚だけで留めるのがなかなかできないって。顎が2重顎になり過ぎて見えないのは別の問題として(笑)うつむいて長い時間モタモタしていると首の後ろも痛くなって根気が続かないと。なので頭からかぶれる長さのネックレスばかりになってきているということ。

私もやっぱりこれは3年という年月分年をとってその分、握力などと同様に指先の感覚も衰えたということでしょうか、、、還暦過ぎるとホント、やたらと「加齢」で納得してしまう残念なことが増えますね( ;∀;)