ジムで行っている鍼灸整骨院で教えてもらった「足」のセルフケア、ズボラで飽きっぽくめんどくさがりの私でも続いていますので、多くの方がこのセルフケアを続けるのはさほど難しくないかと思います。

足裏のツボ刺激と足指と足の甲のストレッチ。この3つです。

私は整体師の資格などない素人、足裏のツボ図解入りで説明したり、ましてや動画で説明なんてできませんが、足裏のツボ刺激も足指や甲のストレッチもネットで検索すればたくさん出てきます。

私は整骨院で教えていただきましたが、ネットで検索して出てきたものは、そのどれでも同じだと思いました。私がやっているのは、足指は手の指で握手するようにしてほぐす、甲は手で下に向けてぐぐっと押すだけ、ツボ刺激は土踏まずを指で押すだけです。自分の手を使ってやるだけなので道具も必要なし。足裏ツボ専用靴下などというものも売っていますし、ツボ刺激用のスティックも100均でも売っていますので、関係してそうな内臓のあっちもこっちも刺激したい場合はそういうのもいいかも?私は極度のめんどくさがりなので1か所ですが。

ということで、私が続いている理由は道具なし、自分の手でテレビを見る時についでにできるから。今は今季のNHK朝の連ドラ「らんまん」を見始めたのでその時に15分やっています。

ちなみに、自分の手でやるだけのマッサージなのに3日坊主どころか1日しか続かなったのはアロマオイルを使った膝下の脚のリンパマッサージです。
リンパの流れ、経路マッサージの本とお気に入りの香りのアロマオイルまで買ってやる気満々だったのに1回やってそのめんどくささに挫折。自分の手も疲れるw脚もオイルでべたつくしで早々に本はブックオフ行になりました。私って本当にダメなんです。興味はあれこれ向くんですが、道具から入りたがる癖は抜けないし、そろえて始めても飽きっぽく根気もなくめんどくさいとなると続かない・・💦

そんな私でも「足」だけ。そこだけを手で押したり握ったりするだけなので続いています。

効果はありました。肩凝りがかなり改善されてぎっくり腰まではいかないまでもしょっちゅう腰が痛くなっていたのもなくなりました。運動は40代のころからジムで継続してきているので50代後半からこういうのが良くなったのはやはり唯一やるようになった整骨院と「足のケア」だと思います。整骨院は2週間~1か月に1回でそう頻繁ではないので、やはり家でのセルフケアが良いのだと思います。

「足」の健康に関しては靴が原因の外反母趾などは健康にも良くないと広く知られていると思いますが、足の指、甲の硬さや歪みについてはなかなか意識しないのではないかと思います。私もそうでした。意識したきっかけはジムで50歳から始めたバレエです。

身体の硬さや可動域に多少の左右差があることは自分の身体ですからもちろん気づいていましたが、半世紀も使ってきているんだし、利き手(私は両利きですが・・💦)もあるから偏ってくるのは仕方ないと思ってきました。日常生活に何の支障があるわけでもなく、旅先での全身写真を見たとしても別にどこも歪んでいるわけでもない。

今更バレリーナになるわけでもないので、子どものお稽古事の親子で本気度MAXのバレエとは別物ですwジムの同年代のジム友とジム内だけでやる、先生の指導も「マダムクラス」と割り切っているバレエです。そんなゆる~~いバレエでも、入門クラスで始めたら「立てない」んですよ!本当にビックリでした。

立てないとは??いえ、トゥシューズなんて履いてるわけじゃないですよ、ぺったんこの布製の幼稚園児の上履きのような、足指をしっかり開いてどっしりと床を踏みしめられるバレエシューズを履いて平らなスタジオの床にただ立つだけ。

「バレエの基本の立ち方」で立てないんです。

ほんっとうに!!!どんなに必死になっても立てなくて、何か月も先生に注意を受けました。

バレエの正しい立ち方

骨盤、上半身、肩をそれぞれ正しい位置にしたうえで体の軸を真っ直ぐにして立ちます。 横から見た時に、頭頂、耳たぶ、肩、股関節、膝のお皿の内側、くるぶしの少し手前が全て一直線になる位置

いやいやいや、これを身体で覚えるところからですから~~~
バレエが子どもの時からやらないと絶対にダメな理由ですよね。

とにかく立つだけで一苦労。バーの前に立って足や腕をあっちゃこっちゃ動かさないといけないのに、しかも、そのバーレッスンは準備運動、そのあとフロアで踊るのに。踊る以前、ただ立っているだけのことができないんですから衝撃でした。そして、その時「足」についてすごく意識することとなりました。私も含めジム友たちも「足の内側が浮いていてしっかり床を踏みしめてない」とか「あなたは足がかかと重心に寄っている」とか「小指寄りに力が入って立っている」などなど、驚く注意を受けたので。本人はみんなちゃんとしっかり立っているつもりでした( ;∀;)「ちゃんと床を踏んで立って」なんて言われて「いやいや、床踏んでますけど。床踏まずにどうして立てようか??」なんて思ってましたよ。

さらに、立つ以外の動きとなると足指や甲の硬さを嫌でも意識するようになりました。自分の足の甲ってこんなにも硬いのだと。足の甲の硬い柔らかいなんて50年も意識しないで生きてきてました。そのあとの股関節の硬い柔らかい、開脚ストレッチなんてことのう~~んと前の段階でこれでした( ;∀;)

でも、身体が覚えるとはすごいこと。いったん身につけば大丈夫(ま、立つだけならね。踊りとかはまた別問題w)しかも身体の歪みがどんどん治っていくし、身体が締まっていきました。体重が減るとか痩せるとかじゃないんです。40代はエアロビクスやステップなどの見るからに激しく動きも速い運動を、若さもあり仕事をしていたこともあり、夜のクラスまで出てやっていました。それでも見た目は50代からバレエを始めてからのほうが締まっています。エアロのころのジム友には会えば必ず「痩せたんじゃない?!」と言われたのが50代半ばのころでした。

バレエは立つだけからして、整体と筋トレの効果あり(笑)
先生は「バーレッスンは筋トレですからね」と言っています。踊らなくとも、バーレッスンだけの30分の入門コースだけでも効果ありだと思います。

私はバレエで気付いたことがたくさんありましたのでバレエの話に脱線しましたが、バレエなぞやらなくても、足のセルフケアってかなり効果ありだと思います。

ちなみに、興味ある方は少ないかと思いますが、ブログを始めた当初、趣味としてブログに書いたバレエの話の中で「足の甲の硬さ」に自分でも初めて気づいて苦労している話も書いておりました。50歳からのバレエ・2