娘が高校生の時、
娘の仲良しグループのお母様方とは学校の保護者会のたび、帰りは必ずお茶して母同士もおしゃべりやランチを楽しんでいました。

保護者会でもない日にわざわざランチするとか、私はそこまでの深い付き合いはしていませんでしたが(数人のお母様方はしていたかもしれません)程よい距離感、同じ学校に通う娘を持つ身ですから共通の話題で盛り上がって楽しかったし、お母様ご本人が学校出身者だったりお子さんを姉妹で通わせている人も多かったので先輩ママとしてのお話も助かったりしていました。

その母同士のグループの中のお一人Aさん。
当時私は40代、Aさんは上にもお子さんがいらして50代前半くらい。
優しくて上品でいろいろと気遣いしてくださる良い方でした。
お嬢さんも中学生のころからグループのお友達とうちに遊びにきたこともあり、とても良いお嬢さん。
そのAさんからある日電話がかかってきて「お友達の家に遊びに行くんですが、お友達を紹介したいので一緒にいかがですか」とお誘いが。

グループの中では同じ沿線で家が近かったので私を誘ってくださったんだろうと思い、また当時は60歳の今みたいに親しく付き合う人は親友だけでいいというような思い切りの良い人付き合いではなく(必要ない付き合いはやめる)、そこそこママ友も作り付き合っていたので気軽にOKしました。
新しい同年代のお友達もできたらそれもまたいいかもと楽しみにする気持ちも。

当日はAさんの最寄り駅で待ち合わせ、Aさんが駅前まで車で迎えに来てくれてそのお友達の家まで行きました。
家のリビングには私やAさんと同年代の女性が6人。

Aさんとそのお友達の2人だけだと思っていたのでそこでちょっとビックリ。
でも、Aさんのお友達が社交的で話題を振り、同年代で同じくらいの年齢の子どもを持つ女性どうしだったのでお茶しながら楽しくおしゃべりはしたのでした。
お土産のお菓子にクッキーの詰め合わせを選んでいたので「人数多くても大丈夫なものを選んでおいてよかった」などとそんなことを思い、でもそれで人数の多さがやっぱりどう考えても変よねぇ~と気になる。

私がまず思ったのは
会話が盛り上がりみんな打ち解けたところでAさんのお友達がお鍋をずら~っと広げてお鍋の優秀さを宣伝しつつの料理実演を始めるんじゃないかということ。
そして集まったみんなで作った料理をいただいた後はお鍋の販売会。
Aさんとネズミ講はまったく程遠い感じだったのですが、
うわ~~これってやっぱりあれ?と心の中で思ったのでした。

でもいきなり鍋が出てくることもなく、会はお開きになりました。

胡散臭いところは何もありませんでしたが、でもやっぱりこのお誘いは変。
なんでこんなにたくさん知らない人どうしが集まったのか?感じ良い人ばかりではあるけど、どういう繋がりの集まり??

この「会合」のあと、後日「本会場」へ行くことになります。
そこまで行った、ということに娘には呆れられたのですがw
後から知ったのですが、娘のお友達グループの母グループ、その中の何人かに同じように声をかけていたということで、私以外の人はみな最初のこの「会合」だけで逃げ出し「本会場」まで行ったのは私1人だったそうです。(私って変わり者 笑)

次はなぜ私が本会場に行くことになったのかを書きたいと思います。