Aさんのお友達の家を辞して送ってもらった車の中でAさんが
「私や〇さんや△さんはみんな会の会員で、すごく良いお話を聞いているんです。思春期の子どもを持つ母親としてもすごくためになるお話も多いし、お話の後に同年代の人どうしで自由におしゃべりしたり、共通の悩みを話せたりでとても良いのでお友達をお誘いしているんです」と・・・
・・・( ;∀;)これは・・新興宗教？ 会＝宗教、会員＝信者、ですよね～
リビングにいた6人、信者が勧誘の人を連れてきていた、ということでは？
鍋や洗剤とか化粧品とかの販売会ではなくそっちでした。
最初に思ったことは娘の同級生の母親をよくそういうのに誘ったなぁ～というもの。
宗教の勧誘を毛嫌いしたり警戒したりする人は多いでしょう。
私がそういうタイプの人だって思ったり（私実はそういうタイプの人なんですけどね）、そのあとの人間関係がおかしくなったり、そういう心配はしないのかなぁ？・・と、自分だったら絶対に絶対にしない行動に「何を信じるかは個人の自由だけど、Aさんって宗教の勧誘をする人だったの～?」とかなりビックリ。
宗教で決まりでしょうが、一応「趣味のサークルとか勉強会とかですか？お話を聞くってテーマごとに専門の方をお招きした講演会ですか？」と聞くと
「いいえ、そんな素人のサークルではなくて、全国に支部がある集まりなんですよ。その会の代表の△■先生が講話をしてくださいます。その教えがとても良いのでrioさんにもぜひと思って」って・・(；ﾟДﾟ)・・いや～～、素人のサークルのほうがよかったんですが・・
ひゃーーー！！もう絶対新興宗教で決まり！！
なんで私が誘われたんだろ？？でも、宗教の勧誘をする人ってきっと当たって砕けろ方式で誰でも彼でも誘うんだろうな～、それに心から良いと信じて傾倒している人って、まだこれを知らない人に教えてあげることが良いことだって信じて疑わずにやってるんだろうな～と、人生で初めてのよくわからない宗教へのお誘いにビックリしつつも、それまでのお付き合いの中でAさんは親切で良い人だったのであまり無下にもできず、いろいろ話を聞いてしまいました。（車の中で2人っきりだったし( ;∀;)）
Aさんのご主人は誰でも知っている大学の教授でそれは知っていましたが、そのご主人も一緒にその会に参加していること、お嬢さん方も赤ちゃんの時から一緒に連れ行っていて家族全員が会員（信者でしょ）とのこと。
肝心なお金は月ごとに会費を払う方式だと。（たぶん・・・）
１５年ほども前のことで忘れましたがそんなに高くなかったです。2,000円～3,000円くらいだったか？？・・もうまったく覚えていませんが、それで１ヶ月先生のお話を聴き放題とか、確かそんな感じ。
熱心な会員（信者）さんは毎日通っているとのことでした。（Aさんも！）
ドハマりしている人だったら毎日通って日替わりでありがたい先生の講話を聴けるなら安いと思えるお値段なのかもしれません。
なんやかやとけっこう詳しくその会について聞いていると・・・「はっ！！！」と記憶が呼び覚まされた・・・
これは・・・とても似ている・・・・・
私の20代からの親友が、20代後半で一時通っていた会に！！
親友が結婚後CAの仕事を辞めて専業主婦になった直後、会社の先輩から誘われて行ってみたという会にすごく似ている！！！教祖様（Aさんはそんな言い方はしませんでしたが）の名前、△■先生、なんか、なんか、聞き覚えがあるような・・・・・
お話はとても良いものだったので何度も通ったと言っていた。
よかったらrioも行かない？怪しい宗教ではないと言っていたあれでは？？？
私は結婚後も仕事を続けていたので休みの日にわざわざさほど興味のない集まりに行くことはなかったけれど。
10数年以上もたってからもしかして親友が先輩から誘われたものと同じものに誘われている？？教祖様の名前が同じだからたぶん間違いない。
ここでちょっと興味が出てしまいました。（親友とは定期的に会っていたし、無事に普通に暮らしているし、おかしな思想に洗脳されてるなんて様子はもちろんないし）
なので本部での会合（この言葉だけでドン引きする人のほうが多いと思いますが）があるのでよかったらご一緒しませんかと言われた時、
会（宗教でしょ）に入会（入信よね）することはないと思いますけど、講演を聞いてみるだけなら、ということは伝え会合に行ってみることにしました。
帰ってから親友に電話して聞くとやはり同じ宗教でした。
親友から先生の講話はなかなか面白いものだった、家族の大切さについてが中心で話自体が悪いというものではなかった、多額のお金の要求や物品販売は自分が通った1年程度ではなかった、などと聞くことができました。
でも行ってみたら、入会するつもりはなかったんですが、2～3,000円だったか？？そのくらい払って入会という形をとって先生のお話を聴く、という流れだったように思います。
入会しても辞めるのは非常に簡単で引き留めもありませんでした。何度も通った上で辞めるとか、そういう人じゃなかったからかもしれませんが。
話はその通りと思えることもたくさんあって普通にまともでした。親友が言っていたとおり。
中枢部に入り込んだり熱心過ぎる信者さんと交流したらどうなのかは知る由もありませんが、講堂でお話を聴いた限りでは周りに目立って変な人もいなかったし。そういう意味では私が今毎日のように通っているフィットネスクラブのほうが変な人が多いわ。受付で威張り散らしているジジイおじさまとかスタジオで場所取りするババアおばさまとか・・
もちろん継続して通うつもりもなかったし、会員になるなんてことも考えませんでしたが、
娘からは「どうして行くのよ、やめたら？」と怒られました。
母親がおかしな宗教にはまる恐怖を覚えたのでしょうか。子どもとしては当然の反応ですよね。
でも行ってみたらいろんなことがわかりましたし、驚いたこともいろいろ。
体験しないとわからないもの。（いらない体験とも言えますけど）
次は実際行ったときのことを書きたいと思います。