電子書籍でこの本を読みました。

著者は形成外科医、皮膚の再生医療の専門医でもありますからだいぶ前に読んだ「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」の著者宇津木医師とまったく同じですね。
脂の限界

なのでほぼほぼ知っていることばかりではありましたが、
こと化粧品、美容に関することとなるとどうしても、わかってはいても「これは効果あるんではないか?」とちょこちょこ買っては使ってみる・・なんてことを繰り返してしまう💦
何十年も前にわかっていて、実践してきているつもりでもまったく何もしない、というのはさすがにムリでしたね~
この著者も書いています。「アドバイスしても続かない人がほとんど」と。

でも、「まったく何もしない」はムリでも必要最低限にする。精神的に満足!と思えるならいいじゃないかと開き直ってたまに女性らしくw使ってみる、その程度の最低限と思える使用、何種類も重ね付けはしたことはない、と「なるべくしないようにする」ことなら20代のころからずっと実践してきています。

20代からずーっと実践してきているので、
自分の顔がそのまま実験台、長年の実験結果を見ているかのような還暦の今の顔w

もちろん、20代のころの自分と比べたらそりゃ~シミもシワもあると思います。
60代より50代、50代より40代、40代より30代のころのほうが肌は若いです。

でも、長年基礎化粧品というものを最低限しか使ってこなかったから、60歳の今シミシワがすごい、同年代と比べて自分が特に老けている、これはお肌のお手入れをしてこなかったからだ~~💦・・・なんてことはまったくありません。

顔を洗ったあとすぐ化粧水をつけないと乾燥してバリバリ~~💦なんてこともまったくないです。何もつけなくても平気。すぐにしっとりします。まぁ、50代から徐々にその皮脂分泌能力が衰えてきているのは確かです。これは加齢、もうしかたないですね。
でも、顔を洗ってそのまま何もせずスタスタと洗面所を去れるのは主人と同じ。
ともに洗面所滞在時間1分。
オヤジが2人いるようでいやだわw

40年間も化粧水、乳液、クリーム、美容液、パック、美顔器、その他もろもろ、そういうものを普通に使っていたことを想像すると、ものすごいお金の節約にもなったことと思います。

だけど、やっぱりまったくしないというのも寂しいもので、ちょこちょこと少しは手を出していたし、プラシーボ効果というのもあるし、精神的に満足してリラックスするのも美容効果という観点からは良いことでもあるみたいだし。

そういう女心という点では今回読んだ本はさすがに女医さん、化粧品というキレイで夢のあるものを使いたいんだよ!という気持ちに寄り添ってくれている点もあって男性医師である宇津木先生の本より実践はしやすいと思います。宇津木先生は化粧品はまったく必要なし、で身も蓋もないですから💦
でも落合先生ご本人は週に2回しか顔を洗わない美容のことはほとんどしないけっこうずぼらな女性みたいですけど。

今回宇津木先生の著書を読んでから久しぶりにまた再確認した感じですが、知っていることとはいえ1つしまったなぁ~と思ったのが、化粧水は必要なし、乾燥しているところにつけるならクリームか美容液など1品だけでよい、複数重ね付するのは逆効果、というところです。

50歳を過ぎたころからさすがに若いころより皮脂分泌能力は衰えてきていて、口のまわりなど乾燥したりすることもあり、そういう時はローションや美容液をつけるようになっていました。
ローションじゃなくてクリームのほうが良かったんですね。

「何もしないのが1番良い」とすると、足りなくて補う場合はなるべく軽いもののほうが良いと思ったんですよね~
クリームのほうが化粧水よりずっと重いじゃないですか、成分もなるべくシンプルで少ないほうがいいというから、その点でもクリームより化粧水のほうが使われている材料圧倒的に少ないし。

今回の本でその点を修正です。
これからは化粧水は買わず、クリームか美容液だけ買うことにします。

それと肌、顔はなるべく触らない!というのは少し前に読んだ「すっぴんクオリティを上げるさわらない美容」と同じです。この本の著者も形成外科医。皮膚再生医療の専門医師はみな同じ見解ってことですね。(形成外科医と化学者、同じ観点の美容法

専門医の見解はやはり説得力あります。今回の落合先生の本の冒頭で「肌といえは私は断面を思いうかべます」というのに「おお~!」と思いました。
確かに・・・・断面でとらえて肌深層内部の構造や成分性質まで理解している医師ならではですね。

触るのが肌に1番悪い、マッサージはやったらダメとのことですが、昭和の時代は美顔マッサージって当たり前の美容法だったと思います。
私はやったことありませんでしたが、知っていたからではなくめんどくさくてできなかったから。ぶしょうな性格が幸いしました。

だけどこれからも実践はムリだなぁ~と思うことも。

紫外線対策はできる限りしてきています。でも家の中にいるときまで日焼け止めクリームをつける、なんてのはしてきていないし、今回読んだ本でおススメされていますが、さすがにそれはこれからもムリです。
日焼け止めクリームなんて仕方なく顔につけるものであって、そんなもの顔につけたままで寝る時以外365日過ごすなんてとてもムリ!
家の中にいるときはなるべく陽のさんさんと降り注ぐような窓際で過ごさないように気をつける、それじゃダメかしら?
家の屋根も壁も紫外線は通り抜けて降り注ぎそれが老化の原因になるんだ!と言われたとしても、そこまで突き抜けてしまうものならもういいやって思います。
そこまでするほうが私にとってはストレスだし、もう還暦だからいいやw