帯状疱疹の発疹ができている右上半身の肌はえらいことになっているのに、
そことは真逆に肌がキレイになっているのが顔!
なんということでしょうか・・・・

娘に「ママ、肌がすごくキレイになってる」と言われてとくと鏡を見て「確かに・・」と思いました。肌のキメが整っていて色ムラがなく、さらっとしてふっくらしています。
化粧品のCMでよくある「しっとり」という表現はあてはまりません。クリーム類を一切つけていないからだと思います。でも肌が乾燥しているわけではなく、さらっとした状態。

理由は一つしかないです。

まずは10日以上、通院の時以外は外に出ていないこと。
このため、今まで買い物やジムなど出かける時には一応つけていた日焼け止めやパウダー、またメイクも目元だけはしていたのを一切何もしていない日がもう10日以上続いていること。

外に出ない=顔が汚れる要素があまりない→洗顔は水洗いだけで充分。
日焼け止めをつけない、メイクをしない→クレンジングをしない。

最初の1週間はもうホント激痛過ぎて顔を洗うだけで精一杯、それも石鹸を泡立てるなんて優雅なことをしてる余裕なし、水だけでおしまい!そのあとは放置でした。
化粧水やクリームなど一切つけていない。
あまり覚えていませんが、洗わない日もあったかも・・・💦
強い薬を処方してもらい、ロキソニンを自分で加えて時間差で飲んだりといった、なんとか家事ができるようにとあれこれ工夫してから多少はするようになりましたけど、それでも乾燥していたらつける、とその程度。顔のことなんか気にしている余裕はないのだ💦

この「顔を洗う」&「化粧品類をつける」行為をしない、もしくは必要最低限しかしないこと。
これだけでやっぱり肌はキレイになるのかと・・・
60歳の今でも大丈夫、効くんだなとちょっとビックリです。
洗ったり化粧品をつけたりといったこともそうですが、「顔なんか気にしている余裕はない」ことで図らずも形成外科医、上原理恵さんの「さわらない美容」も実践していたようなもの。
形成外科医と化学者、同じ観点の美容法

昔からその手の本をけっこう読んでいて基礎化粧品の類は必要最低限にしてきていたつもりですが、やっぱり化粧品の成分や効能も進化しているような宣伝を見れば興味ももつし(元々そういうものが大好き)、50歳を超えたくらいから「もう年なんだから多少は補わないとダメでしょう」(好きなので理由を見つけてはする、の繰り返し)とネットで簡単にあれこれ手に入ることもありクリームとか美容液とか、何品もつけることはなくても、ちょこちょこと1品くらいはつけるようになっていました。(やっぱりその行為が楽しいので・・)
脂の限界

そんな生活の中突如強制的にそんなことかまっていられない「何もしない」というか「何もできない」状況になって10日も過ぎてみればお肌は以前よりキレイ、
ついでに髪の状態もとても良いのです。
この痛みの中、髪を洗ってドライヤーで乾かすという行為が負担なので、
外に出ることもなし、ましてや人に会うこともないのでそんなにちゃんと洗わなくてもいいやと3日に1度になっています。
前は毎日のようにジムに通って運動していたこともあり、必然的にほぼ毎日シャンプーしていましたから、その時と比べたらシャンプーする頻度はがくっと減。
でも、髪のまとまりも艶感も今のほうが良い。
一応アミノ酸系のシャンプーにしてリンスやトリートメントはなし、と気をつかってはいたつもりでしたが、やっぱり頻度が問題でしたか・・・ジムで運動するとすごく汗をかくから終わったら速攻シャワー、身体だけじゃなく髪も洗うのが習慣になっています。
復帰したらシャンプーで洗うのを3日に1度にしてお湯だけにするのがいいのかもしれない。

つい最近読んだ美容本で再確認し、「乾燥したところにクリームだけつければいいのね」と思って実践してきていましたが、結局毎日つけてしまっていた。(厳選した1本とか、そんな感じで選んで買うのもまた楽しいので・・)
やっぱり化粧品は必要ない
本の著者落合先生は顔は週に2回しか洗わないというのに驚きましたが、先生はそれで患者さんたちに美肌の秘訣を聞かれているというのですから、やっぱり、顔も髪も洗いすぎは良くないんだなと実感しております。
帯状疱疹中の図らずも実行中となった肌断食(髪も)でした。
このあとまだ2週間ほど実行予定。