私はフィットネスクラブではスタジオレッスンしかしていませんが、同じくフィットネスクラブに足繫く通っている妹はスタジオレッスンは全くせず、プール一択です。

姉妹でも好きな運動は全く違い、私はダンス、妹は水泳です。

水泳の場合は自分に合ったコースを自分のペースで1人で黙々と泳ぐだけなので、スタジオでインストラクターについて集団でするレッスンとは違い、人間関係の煩わしさはなくて気楽で良さそうです。

でも、妹によれば「水泳にもいろいろレッスンプログラムもあるし、集団で教わる泳法のクラスもあるからそっちに出ている人はいろいろあるのかも。泳げる人たちは自分のペースで好きな時間だけ泳いでさっさと終わるから確かにそういう煩わしさはない。でも、その代わり先生がついてまとめる集団ではないだけに変な人がいると無法地帯と化したりもする」と。

無法地帯とはすごい言いようですがw

集団でレッスンを受けるエリアとは区切られて、1人で自由に泳ぐコースは2コースあるそうです。

1つはビート板を使ったバタ足の人たちや、泳法のレッスンを終えて泳げるようになったばかりの人、泳ぎも遅かったり途中で立ってしまったりする初心者の人たちや、かなり泳げる人でも軽く流して泳ぎたい人のコース。初心者も上級者も一緒のため、横から追い抜いていくスペースを設けてあるコースだそうです。

もう1つは上級者用のコースでかなり泳げる人たちが自分のやりたい泳法でそれなりのスピードで何往復も泳いでいるそうです。

妹は子どものころから水泳が得意なので、上級コースでガンガン泳ぐ日もあるそうですが、妹とて58歳のアラ還、健康維持のため、楽しむためにやっているのでがむしゃらに泳ぐ日よりも初心者も一緒の方のコースで軽く流した運動にする日のほうが多いそうです。

泳ぎそのものは得意ですから酷く遅い人や途中で立ってしまっている人は追い越しスペースから追い越すことになるわけですが、追い越されるとすごく怒る人達がたまにいるらしいです。

そんなバカな??なんのための追い越しスペースなの?と思いますが、「そんなに泳げるならあっちのコース(上級者用)へ行けばいいでしょ!!」とヒステリックに言われたり、泳ぐスペースと追い越しスペースおかまいなしにど真ん中を泳ぐ人もいて、そういう人に限って止まっているかのように遅かったりで追い越すことができなくて困ったり、追い越しスペースはあけてくださいと言うと「私は自由に泳ぎたいのよ!あなたがあっちのコースへ行けばいいでしょ!」と逆切れされたりしたそうです。

泳げる人は上級コースでスピード出して泳ぐことしか選択できないなんておかしいでしょw
選手の強化合宿じゃあるまいに、シニアの健康、老後の楽しみのための水泳なんだから。
でも、「追い越されることが絶対に嫌、我慢ならない」という人がたまにいて、そういう人たちの言い分は「人を追い越すくらい泳げるならおまえが向こうへ行け」の一点張りだそう。

先生のいる集団レッスンだとそういう会員同士の個人レベルの言い合いはまずありえませんが、個人で自由に運動するエリアだとそういう人に当たると理屈は通らず、やりたい放題の言いたい放題。
理不尽な自分勝手な言い分でも、後ろから泳いでくる人たちをせき止めてその場に立ち止まって言い返したりするわけにもいかないからとっとと泳いで逃げるそうですけど。
コースの両端で泳ぎもせず知り合い同士でおしゃべりしているのもこのコース、温泉のように首まで浸かってずっとおしゃべりしている人達がいるらしいw
たまたまそういう人たちがいると、まさに無法地帯みたいということ。

妹は「追い越されるってすごく嫌なことなのかなぁ?どういう心理だろう??」と言っていますが、そういう人たちってもしかしたら車の運転している時に追い越されると逆上する人たちと同じ心理??車の運転中も一定数いますよね、追い越されるとすごく怒るタイプの人たち。

でも、車の場合は逆上して猛スピードで追いかけてきて煽り運転したりといった命をかけた恐ろしいトラブルになる可能性もありますから、それを考えたらシニアの水泳のコースの場合は追い越された人がすごいスピードで猛追するってことだけはありえないですよねw
その点だけは安心できますね。