妹から聞いてほしくなって買った本、「漢方の暮らし365日」
貸てあげると言われましたが、こういう本はやっぱり自分の手元に1冊欲しいので。

中薬学、薬膳の知識から季節の過ごし方と食べ物を紹介した本です。
1日1ページ構成です。
難しいことはなく、要は旬の野菜等で手軽に取り入れられる漢方といった感じです。
何も毎日必ずその日の分を読んでその日のページに書いてある食材を食べるとか
そういうことをしなくても、この時期はだいたいこんなものを食べてこんな風に過ごせばいいのかなと
ちょっと頭の隅で意識しておくだけでも違うんじゃないかと、そんな感じで取り入れようと思います。
実はこの本を買う何年も前にこういうのの洋版と言った感じの本を購入していて、
その本がすごくお気に入りなので、今回、それの漢方版だ!と思って欲しくなった次第です。

著者のジョリーン・ハートさんの経歴がとても興味深いんです。
私の大好きな映画、「プラダを着た悪魔」
この映画でアン・ハサウェイの演じた有名ファッション雑誌のエディター、アンドレア、
まさに、このアンドレアなんですね。
映画だけでなく、原作も読みましたがどちらもとても面白いし、おしゃれで素敵な映画ですよね。
ジョリーン・ハートさんが最初に書いているのが
「人気雑誌の美容エディターになったと想像してください。」
はい、ここでアンドレアを想像すると実にわかりやすいです!
「たくさんの化粧品、スタイリング剤、最新のスキンケア商品、香水などが手に入り、
使うことができます。しかも友達や家族の誰よりも早くに。
それを試すのが仕事ですから、もちろん無償。
そうした会社に電話をすれば、お願いしたものはもちろん、
他のものもたくさん用意して、飛んできてくれることでしょう。」
「美顔術、ヘアケア、マッサージ、マニキュア、ペディキュアなども定期的にやってもらえますが、
それもすべて仕事。
なんでも手に入るのね、という人もいるでしょう。」
「でも無理なものが1つだけありました。
それは皆さんも1番ほしいはずのもの、きれいな肌です。」
美容情報最先端にいた人の実体験と、日々の食事で健康的な美しさを手に入れた話は説得力があります。
こちらの本も別に特別に変わった食材や超高級食材などを紹介しているわけではなく
日々、普通に買えるものを取り入れていればいいので実践は難しくありません。
日本じゃなくてアメリカなので「これはちょっとうちの近所のスーパーにはないなぁ」というような野菜も少しは登場しますが、そういうのを省いたところで何も問題はないですし。
ただ、できれば全部オーガニックが良いと。
それは当たり前で分かり切っていますが、食材全部オーガニックにしたら
食費がいったいいくらになることか・・・そこまでこだわることはちょっと無理ですので
ストレスにならないように、家計を圧迫しないように、取り入れられるところだけ参考にしよう、
とそのくらいの気持ちでやっています。
だから、今回の漢方のも同じです。
1日1ページ、それで1年たてば少しは頭に入っているでしょうから
何年も続ければそれなりにこの季節にはこれ、と本を見なくても自然に取り入れられるようになっていると思いますし、効果もそれなりにあると思います。
ジョリーン・ハートさんのイート・プリティはもう1つ、本当に1日1ページずつのEVERY DAY
というのもあります。
