今週は朝から泣いてしまって大変( ;∀;)

NHK朝の連ドラ「ブギウギ」で(^^;
今朝はとうとうつやさんが亡くなってしまいました。

主人公スズ子の趣里さんは演技も歌もダンスも上手で素晴らしい。そしてさらに弟六郎が素晴らしい、役柄も演じる俳優さんも。
全然知らない俳優さんなんですが、演技上手過ぎませんか(^^; まだお若いんでしょうに。

子供のころから優しくて純真で、周りを気にしないマイペースな男の子として描かれていて、成長してからもそこがほとんど変わらず、行動言動は非常に子供っぽいまま。正直でストレートで冗談や皮肉が通じず、言葉のまま受け取ることや、脅されるような大きな音が苦手など、今の時代だとなんらかの発達障害と言われそうな描かれ方です。

ドラマの中では「どんくさい」と本人も少し気にしている描かれ方ですが、無邪気な性格で家族はもちろん周りの人にも愛されるキャラ。

こういうのんびりしてマイペースなちょっと変わった子、「どんくさい」と、昔はそんなもんだったんだろうなと・・・想像するまでもなく、別に戦前じゃなく戦後だいぶたっての子供だった私の昭和の時代の小中学校でだってそうでした。マイペースな子、周りを気にしない子、落ち着きない子、ズレた言動をする子、口が重すぎる子、様々いたように思います。でもあの頃はただのちょっとした「誰にでもある欠点の1つ」(昭和のあの頃はそれが個性だ!みたいな言い方はあまりしていなかったと思います)として、そこまで意識せず「あの子はそういうところがある」くらいの認識だったように思います。

私も自分の注意力散漫で忘れ物が多いこととか、子供心にも少し変ではないか?ヤバ過ぎではないか?と思えるほどの方向音痴とか・・・子供のころは「まぁ、自分はまだ子供だし」と「大人になれば普通になるでしょ」くらいに思っていました。大人になっても同じであることは「なんだ、大人になっても治らないんだ~」なんてただの開き直りですが。 でもまさかそのまま変わらず還暦まで超えたいい大人になるとはね(^^;

「ブギウギ」の中ではそんな純真でまっすぐな六郎が、「どんくさい」自分でも「兵役、甲種合格した!」と喜び、「どんくさい」自分だから来ないかと思っていた「赤紙もちゃんときた!」「これで自分だって役にたてる」と大喜びする、、、いや、もうこの辺で涙腺が(T_T)

母親のつやさんは喜ぶ六郎を前に一瞬悲し気な表情をするも「よかったな、さすが六郎や」って、あの時代のお母さんたちはみんなこんな気持ちで、、、とまたもや涙腺が(T_T)

そのあと、大声を出されて怒られることが苦手というシーンがあり、そんな子が軍隊に行ったら、、、と暗澹たる気持ちになりました。戦争を挟む実話って先がわかっているだけに辛いです。

子役から成長後の俳優さんに変わったとき、はじめて見る役者さんだけど、特徴あるこの弟の役をすごく上手に演じているなぁ~と感心して見ていましたが、今週の演技が本当にすごくて思わず調べてしまいました。

私がテレビのドラマをほとんど見ないから知らなかったのではなく、まだ21歳の新人でこの「ブギウギ」が演技初めてとか。驚きです(@_@) すごい才能ですね。黒崎煌代さん、オープニングの主題歌の間出るキャスト、ぼーっと見ているときは〇代という女性だと思ってしまいそう(^^; この先が楽しみな俳優さんだと思います。