自分ではやっているつもりでもなかなか進まないのが服の断捨離。
40代くらいまでのクローゼットと比べれば、ものすごく進んだ感はありますが、「全然甘かった」「まだまだだった」と実感し、それまで足踏みしていたのが一気に進むのがまさに今このタイミングです。

今とは?このタイミングとは?

いつもの家着ではなく、スーツ等フォーマルとまではいかないけれど、一応ちゃんとした服で行かないといけない場で人と会うこと。この機会があったときです。つまり今回は娘の婚約者さんとホテルのレストランの個室でちょっと改まってランチした、といった今、この時です。

食事会は前からわかっていた予定でしたので、着て行く服は「あれがちょうどよかろう」と思う候補が2~3ちゃんとありました。当日も家を出る前余裕をもって着替えたのですが・・・う~~~ん、なんか変!候補全滅(;´Д`)

頭の中で「あれ」と候補にしていただけのことはあって、確かにちょっとした食事会にはピッタリのワンピース、揃いのカットソー&パンツ、ブラウスだったんですが、着てみたらなんだかダラ~ンとしてだらしがなかったり、袖が短かくて気になったり、う~~ん、着丈がちょっと・・・なんか違う、そんな感じ。3年以上前のものでコロナ前に買ったもの。友達とのランチによく来て行っていたものばかりなのでこれらのどれかで大丈夫と思っていたんですが、、、婚約者さんの前に出るにはなんかやっぱり気になる。

結局、「いつか着るかも」のいつかが来ても、流行や年齢が変わって着る気にならないということが多いんです。何度も繰り返す。

想定していたものとは違うカットソー&ガウチョパンツのセットアップで出かけましたが、これはここ数年気に入って着ている服です。シワにならない素材で旅行先のホテルのレストランに行く時用の服。実際何度か持って行っていて重宝している服。春夏の普段着以上の時って最近ずっとこれ。他のものを持っている意味がない。

主人の運転するクルマで目的地に向かう途中で母と妹を順番に拾ったところ、クルマに乗り込んでくるなり「あーーもう、部屋中、服が散乱して大変、そのままで来ちゃった」と私と同じような状況だった模様(笑)

3人で「いざという時着ようと思ってとっておいた服が、そのいざが来た時はどれもこれも役に立たなかった」話で盛り上がりました。運転席で長々聞かされていた主人はさぞ呆れたことでしょうwそして、家に帰ったらその散乱している服をクローゼットへはしまわずにそのままゴミ袋に入れるのが正解だよねと。「捨てるのは今。捨てるものはついさっき『これはダメだ~』と脱ぎ捨て実感したばかりのそれなんだよね!」と言い合いました。

「ちょっと気張った場所に行く時用」と思ってとっておいた服ですから普段着には絶対に着ない。しかも次の「いざ」の時には今よりさらに流行遅れ&年もとっている。今着なかったならもう永遠に着ない。とても分かり易いし、思い切りよく処分できます。

昔の親戚友人知人の結婚式と披露宴、私は妹の結婚式は着物でしたが、あとは全部洋装フォーマルでした。当時もレンタルはあったかと思いますが、さすがに店舗まで出向かないといけなかったし、そんなにたくさんもなかったし、レンタルでもそれなりに高かったように思います。今はレンタルもネットでたくさん見つかるしリーズナブルだし年代別シーン別に選べるし、いいですね。昔も今くらい充実していたら「いざという時の服」はレンタルを選んでいたと思います。