母の家にいた時、母がお薬手帳の話をしたので、マイナンバーカードへの保険証と口座の登録は済んでいるのか聞いたところ、やろうと思ったけれどスマホの扱い自体が苦手なのでしていないとのこと。保険証を登録すればお薬手帳は要らなくなることや、口座登録しておけばこの先何かまたコロナ給付金のような公金受け取りの時も簡単であること、さらに保険証と口座の紐づけで2万ポイントもらえることも母は知ってはいたものの自分ではできないと諦めていたとのことでした。

母は中年以降は、溺愛ワンコ(初代と2代目で合計30年ほど、娘たちより可愛くw夫より大事ww孫たちと同列の可愛い存在でした)との生活で朝夕1時間以上の散歩を1日も欠かさずでした。2代目の子が虹の橋を渡ってしまってから8年、年齢を考えて次の子を迎えるのは断念しましたが、朝の散歩(2代目との散歩コース)はできる限り行っているようでワンちゃんたちとそのママパパたち(みなさんシニア)と朝の散歩コースゴールの公園でお付き合いが続いています。ということでワンちゃん仲間の地域の知り合いが多く、70代~80代後半までのシニアのお友達もたくさんいるのですが、母曰く、その周りのお友達知り合い全員(全員??ホントか?!)が、やりたいのにできていないと言っていました。重ねて母曰く、「役所に行けばその場でやってもらえるそうだけど100人待ち(100人?!ホントか??!!w)なんだって聞いてそっちも諦めた」とのこと。

そこで先日自分の分をやったばかりだったので母のスマホを借りて登録しました。
マイナンバーカードは取得していたので簡単なことだったんですが、スマホの扱いがわからないのにカードにスマホを置いてタップしていったりといった1つ1つのことがハードルがすごく高かったようです。LINEをするだけで精一杯とのこと。わかります。私もどのくらい使いこなせているかと言えば似た様なものですから。

まず、マイナポータルアプリとマイナポイントアプリの2つを探してダウンロードしてスマホに入れるところからしてわかっていなかったので、そこから。
アプリをダウンロードする時にアップルIDが必要、そしてその先はマイナンバーカード取得時の暗証番号が必要、IDだの暗証番号だのをちゃんと覚えているかがヒジョーに心配で、初っ端躓いて先へは進めない可能性高いなぁ~と思いつつ聞くと案の定覚えているわけがないw

ところが!
母、すごくえらいです!!(笑)

暗証番号、パスワード、ID、それらを作る必要があったときは1つのノートにどこの何のIDかパスワードかを全部記録してきたとのことで1冊のノートを出してきました。

中を見るとスマホやメール設定、カード情報、様々な登録、パソコンでお買い物をしたサイトのIDやパスワードまで「ID」「パスワード」「暗証番号」等の言葉とともにアルファベットや数字の羅列がビッシリ。
しかも直接記入するのではなく、カラーブロックタイプの付箋紙に書いて貼り付けてあり、1つにつき1ブロック。非常に見易く探し易い。変更があった場合は新しいブロックに書いて古いブロックの上に貼り付けてありました。
これはなかなか頭の良いやり方だと思いました。線で消してその上だの下だのに新しいのを書くとゴチャゴチャになっていきますもんね。
(それに色の違う付箋に書いて貼ったりって私がまさに今からやろうとしている手帳デコなんですけど笑)

おかげでスンナリ、アップルIDとマイナンバーカードの暗唱番号を入れて先に進むことができ、カードの上にスマホを置くと自動的にすべての必要情報を取り込むから自分では何も入力する必要がないことを見せるとすごくビックリしていました。

マイナポータルのアプリをタップして開いてログインすれば診療や薬剤の情報がすぐに見られることなどを自分で試して便利さに喜び、マイナポイントのアプリでは「申し込み状況」を見て申請が全て「済」となっていてもらえるポイントにさらに喜んで「明日お散歩のときみんなに『私はもう済んだわよ!』」って自慢してくるわ!」と性格の悪いことを言っていました(笑)